琉球、CSSF vs千葉に敗退!の感想

2021/05/27

2020-21シーズン B1 Bリーグ CS 琉球

琉球はCSSFで千葉に敗戦!

琉球はCSSFで千葉とのホームゲームを戦い
Game1で千葉に競り負けてしまい
後がないGame2で意地を見せて勝利!
Game3も前半まで競り合う展開でしたが
後半、琉球のシュートが決まらず
オフェンスが停滞すると
千葉のショーター選手を中心とした
オフェンスをしのぎ切れず

琉球が 12敗 でCSSF敗退となりました。

こちらの記事に千葉に勝利するための
ポイントをまとめていましたが
やはりリバウンドとベンチ陣の活躍で
千葉を抑えきれなかったことが
痛かったかなぁと感じました。

各Gameの感想

Game1[千葉勝利] の感想

琉球 85-96 千葉
前半は1ptsビハインドで折り返し
千葉の富樫選手も0ptsに抑えて
上々の出来だったのですが
琉球の鬼門ともいえる3Q。

これまで抑えていた富樫選手が7pts
さらにダンカン選手は10pts
これにコー選手やサイズ選手が続き
千葉は持ち前の爆発力で31pts
琉球はターンオーバー5つと失速。

琉球は4Qにエバンス選手と
クーリー選手を中心に攻めるものの
千葉はコー選手、ショーター選手と
ベンチ陣が躍動、振り切って勝利。

試合を通してリバウンドが32-50
フリースロー獲得が13-27と
インサイドの攻防で千葉に後れを取り
千葉ペースでやられてしまいました。

Game2[琉球勝利] の感想

琉球 84-78 千葉
後がなくなった琉球。
1Qから岸本選手が果敢に攻めて
ドライブに3Pと開始2:20で9pts
チームも14-0のランで千葉を圧倒。
1Q終盤に追い上げられるも10点差。

しかし、連勝で勝ち抜けたい千葉は
2Q/3Qで富樫選手とショーター選手を
中心に追い上げて逆転。
千葉の4点リードで4Qへ。

4Qに入っても、千葉リードで進み
残り2:50の時点で千葉が5点リード。
エバンス選手が肩を負傷してベンチ。
さらにクーリー選手は5ファウルで退場。
負傷したエバンス選手をコートへ。
しかし、そこで岸本選手とティリ選手が
起死回生の連続3Pを決めて、逆転!

その後、千葉に追いつかれたものの
左肩を負傷しているエバンス選手が
あえて左ドライブを選択して
サイズ選手からバスケットカウント!
とどめのスティールを田代選手が決めて
琉球がGame2を劇的勝利!

ゲームハイ20ptsの岸本選手と
試合を決めた田代選手のスティール
新旧キャプテンの活躍は胸が熱かったです。

Game3[千葉勝利] の感想

琉球 71-89 千葉
お互いに負ければシーズン終了のGame3。
琉球は、Game2と同様に岸本選手が
序盤からシュートを狙うものの
千葉も岸本選手を徹底マーク。
琉球は、なかなか波に乗れない。

しかし、2Qではティリ選手の3P2本を含む
3Pが5本と当たって、千葉に食らいつく。
前半を1点ビハインドで折り返し。

そして琉球の鬼門といえる3Qで
琉球のシュートタッチが急激に悪化。
17本放ったシュートは4本しか決まらず
RS中、このような場面でチームを救った
エバンス選手の1on1も左肩の影響からか
思ったようにシュートが決まらない。

対する千葉も3Qはシュートタッチが悪いが
千葉は3Pを3本決めてリードを広げる。
そして、迎えた4Qではコー選手が躍動。
4Qだけで11ptsの大当たり。
琉球は、CSQFを含めた試合の疲労からか
オフェンスが単調となり
ディフェンスでも足が止まり始める。

残り2:05、西村選手のフリースローで
この日最大となる26点差、勝敗は決定。

それでも、この日3Qまで無得点だった
岸本選手が、最後までボールを追いかけ
18点差まで追い上げたところで試合終了。
琉球の2020-21シーズンも終了しました。

CSSF感想まとめ

沖縄アリーナで活躍するコー選手

千葉戦に限らずだと思いますが...
優勝を決定するCSに突入すると
各チームは総力戦の勝負となり
必要なのがベンチ陣のステップアップ。

琉球もベンチ陣の層は厚く
リーグ屈指のファンタジスタ並里選手。
元フランス代表のティリ選手。
日本代表候補の今村選手。
長身PGにコンバートした船生選手。
外国籍にも当たり負けしない満原選手。
ベテランで流れを変える石崎選手。

しかし、Game2でクーリー選手の
退場後に3Pを決めたティリ選手以外は
CSSFを通してインパクトは控えめでした。
ティリ選手も、重要な役割を担いましたが
その試合でも5ptsと試合を通じて
活躍したとは言えない内容でした。

対照的に、千葉のコー選手は強烈でした。
RS、平均PTが10min弱にも関わらず
CSSFでは、平均16minと飛躍。
RS、平均得点も3.0ptsでしたが
CSSFでは、平均得点が9.8ptsと飛躍。

試合前には互いにスカウティングをして
プランを立てるのですが
コー選手のように活躍をする選手が
相手チームのプランを混乱させ
自チームを勝利に導きます。

琉球はベンチ陣の奮闘が
千葉と比較すると不足していたという
印象はぬぐい切れません。

リバウンドを制した千葉

「リバウンドを制する者は試合を制す」
あの有名なスラムダンクの名フレーズですね。
しかし、それを証明したCSSFにも感じました。

Game1 琉球 32-50 千葉 ⇒ 千葉勝利
Game2 琉球 46-34 千葉 ⇒ 琉球勝利
Game3 琉球 33-48 千葉 ⇒ 千葉勝利

もちろんシュート成功率だったり
FT獲得数やTO数といった項目も
勝敗を決める要素になりえますが
ORを獲得するとオフェンスチャンスが増え
相手のオフェンスチャンスが減る。

安西先生風に言うならば
「4点分の働き」ってことです!

それ故に各チームがクーリー選手の
強力なORを防ごうとするのですが
千葉は、そのクーリー選手を
出来るだけリバウンド参加させないように
インサイドの選手に3Pを打たせたり
クーリー選手のフラストレーションを
溜めさせようと対策を練っていました。

シーズン終了が決まるGame3でも
クーリー選手が感情を露わにしたりと
千葉のクーリー対策が勝っていました。

モヤモヤした琉球ファン

もちろん、僕のTwitterアカウントでは
琉球ファンのtweetが大勢を占めていて
CSSFの感想も流れてきますが...

負けてしまったので仕方ないですが
千葉を称賛する声が少ない...

これは恐らくですが...
  • 帰化選手含めて身体能力高過ぎの嫉妬
  • ギャビン選手のダーティープレイ
  • オフェンスファウルが多過ぎ
  • Game3終盤のサイズ選手の雄叫び
この辺が原因かなぁと思います。

身体能力高過ぎというのは
千葉は何のルール違反でもないですし
コー選手にとやかく言うのは
差別発言なので、やめて欲しいですね。
CSSFまで残った4チームで
帰化選手がいないのは琉球だけで
サイズやパワーで劣ったのは否めないですが
十分にファイトしてくれたと思います。

そして、ギャビン選手のダーティプレイ。
言い切って良いのかと思われそうですが
これに関しては、言い切ります!

Game2の1Q、残り4:00のシーン。
クーリー選手が並里選手にスクリーンで
駆け寄ろうとしたところを
ギャビン選手が後ろから押して
西村選手にクーリーを接触させてファウル...

オフェンスファウル多過ぎにも繋がりますが
CSSFを通して、特に西村選手は倒れまくり...
それをレフェリーはファウルの判定。

加藤さんのインタビュー記事で読みましたが
世界基準のフィジカルな笛に寄せたいけど
選手が反応すると吹かざるを得ない。

接触は発生してるのでフロップではないけど
優勝を決めるCSで接触の度にファウル。
少し興ざめしてしまった感は否めません。

そして、Game3の残り1:22に勝敗が決し
サイズ選手がベンチへ下がる際に
勝利を確信した雄叫びをしますが
ベンチに戻った後にイスも叩いたりと
少々、日本人には刺激強めなアクションで
ヒンシュクを買ったのが話題となりました。

前週、富山のマブンガ選手が丁寧なお辞儀で
ベンチに下がったのとギャップがあり過ぎて
それもヒンシュクを助長したかもですね...
ちなみにバスケットライブでは
サイズ選手の雄叫びやイスを叩くのは
確認できませんが現地観戦者の動画では
確かに結構な声量で雄叫びされてました...

しかし、悔しいけど千葉は強かった。
その一言に尽きると思います。

ちなみに、王者を決めるCSFの勝利予想は
こちらの記事に記載してるので、ぜひ~。


ハラハラドキドキの契約更改シーズンですが
僕は、来季も変わらずに・・・

Go!!Go!!KINGS!!
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